新生活で必要なものを予算内でそろえるには
これはそろえたい!必要な家電とは
冷蔵庫やテレビ、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、エアコンなど、たくさんの電化製品が私たちの暮らしの中で活躍しています。あれば便利な家電ばかりですが、すべてを購入するとなるとかなり高額になります。人によっては「なくてもいいかな」というものもあるかと思うので、「これは欲しい」というものを順番にピックアップして、その優先順位に沿って購入するといいでしょう。
例えば冷蔵庫は、食品保存という重要な役割から、なくてはならないものと考える人が多いでしょう。もし旧居から持ってくることができないなら、購入の優先順位はかなり高めです。買うとなったら、住居の広さと家族数によって大きさを検討します。機能やデザインにこだわらなければ、一世代前の型を選ぶなどで、費用を抑えられます。
照明器具も必需品の一つでしょう。明かりがなければ生活はできませんからね。照明器具は大きさやデザインなど、人によって好みが分かれます。そこで気をつけないといけないのは、費用面を考えて「とりあえずこれでいいや」という買い方です。最初は安い物を買って、お金に余裕ができたらじっくり選んで買い替えようと思っていても、一度設置してしまうともったいないというのと、面倒くさいというのとで、結局最初に買ったものを長く使うということになりがちです。ですから、安くても気に入った物を買うことをおすすめします。
洗濯機については、特に一人暮らしの人は、コインランドリーが近くにあるなら買わなくてもいいという選択肢もあります。ただ、当然自宅に洗濯機があった方が便利ですし、他人と同じ洗濯機を使いたくない、あるいは一人でコインランドリーに行くのは怖い、という人には必須でしょう。
電化製品は、常に進化して便利な機能が備わっていくものです。そして最新の機能が付いたものは、当然最も高額になります。でも、人によっては不要な機能もあるので、絶対欲しい機能とそうでない機能を見極めて選びましょう。
種類が多い生活用品
家電以外の生活用品では、まず食卓用のテーブルセットをはじめとした家具、布団や枕などの寝具、プライバシーを守るカーテンなどのインテリア製品が中心に考えられます。新生活では、思い通りにインテリアコーディネートにこだわるのも楽しみの一つ。北欧スタイル、アジアンスタイル、あるいは「和」にこだわるなど、「どんな部屋にしようか」と考えるだけでもワクワクしますよね。家具専門店、量販店、生活雑貨店など、購入先はいろいろあります。近くにお店がない場合は、バリエーションが豊富なネットショップを利用することもできます。ただ、どこで買うにしても、「色味が合わなかった」などの後悔が生じないように、トータルで考えることと、ついつい買い過ぎてしまわないように注意しましょう。
また、食器、調理器具、掃除用具などの日用雑貨も必要です。キッチンで使うもの、浴室で使うもの、トイレで使うもの、リビングで使うものと、場所別で考えていくとその数はかなり多くなります。物によっては、「消耗品」だと割り切れば100円ショップでもOKでしょう。加えて、洗剤やトイレットペーパーなど、毎日使う日用品の存在も忘れてはいけません。これらも予算に入れておきましょう。
費用を抑える「優先順位」という考え方
あれもこれも必要、と考えていくと、かなりな金額になるはずです。住み替えそのものに費用がかかるので、新生活用品にかけられるお金は限られてきます。そこで、冒頭でも言ったように、今必要なものとそうでないものを見極めることが大切になってきます。つまり、買いそろえるものの「優先順位」をつけるということです。
優先順位をつける具体的な方法としては、「今すぐ必要」「後からでもOK」というものをリストアップします。そしてその中で毎日の生活に欠かせないものから順番を付けていきます。「なくてもいいかな」と感じるものなら、無理に購入せずに、新生活が落ち着いてからゆっくりそろえても遅くはありませんから、思い切って下位にします。
また、これに「今あるものを継続して使うから無理して買い換えない」ということを加えて考えれば、さらに費用は抑えられますし、不便になるわけでもないので最も無駄のない方法だと言えます。
何かとお金がかかる住み替えですから、予算と優先順位をきちんと考えて、無理なく楽しい新生活をはじめましょう。
こんな記事も読まれています
- 賃貸コンテンツ
- 家賃月額予算は全体支出をイメージしよう
- 賃貸コンテンツ
- 敷金・礼金・更新料についてきちんと知ろう
- 賃貸コンテンツ
- 賃貸物件の管理費・共益費って何?
- 賃貸コンテンツ
- 賃貸住宅の初期費用には何がある?
- 賃貸コンテンツ
- 家賃の上限はどれくらい?考慮すべきは何?